ベリー色のバンダナのハリネズミがルビーを頭上に掲げる

7月の誕生石

  • ルビー
  • スフェーン

7月の誕生石は赤いルビーと、黄や緑に輝くスフェーンです。

7月はルビー1種類の月でしたが、2021年の改訂で日本独自の追加としてスフェーンが入りました。アメリカのリストは今もルビーだけで、スフェーンを7月に置いているのは日本のリストならではです。夏の盛りの月に、燃えるような赤と、黄や緑の明るい石が並ぶ組み合わせになりました。

ルビーの名はラテン語で「赤」を意味する ruber に由来します。古代インドでは「宝石の王」と呼ばれ、力や情熱、愛の象徴とされてきました。結婚15周年と40周年の記念石です。スフェーンは伝承よりも輝きで知られる石で、光が虹色に分かれてきらめくファイアの強さは、ダイヤモンドを上回るとされています。

この月の誕生石

ルビー

モース硬度:9

ルビーはコランダムの一種で、色は赤から紫みの赤です。モース硬度9で、9月のサファイアと同じ鉱物です。主な産地はミャンマー、モザンビーク、ベトナム、タイ、アフガニスタン、タジキスタン、スリランカ、マダガスカルなど。ガラスを充填した石や染色した石は、手入れの方法が変わります。

スフェーン

モース硬度:5–5.5

スフェーンは鉱物名をチタナイトといい、色は黄、緑、褐色、オレンジです。モース硬度5–5.5と柔らかめで、衝撃や擦れに気を配りたい石です。主な産地はカナダ、マダガスカル、メキシコ、インド、スリランカ、ブラジル。2021年の改訂で、日本独自の誕生石として加わりました。

お手入れ

ルビーはぬるま湯と中性洗剤、柔らかいブラシで洗うのがもっとも安全です。未処理や加熱処理のルビーなら超音波やスチームもおおむね使えますが、ガラス充填や染色の石は湿らせた布で拭くだけにします。スフェーンは超音波とスチームを使わず、柔らかいブラシと中性洗剤で洗います。衝撃や熱、汗を含む酸にも弱いため、身に着けたあとは軽く拭いてからしまいます。

各国のリスト

日本のリスト(2021年改訂)アメリカのリストイギリスのリスト
ルビースフェーンルビールビー(カーネリアン)

よくある質問

スフェーンはいつ7月の誕生石になりましたか?

2021年12月の改訂で加わりました。同じ改訂では、クリソベリル・キャッツアイ、アイオライト、モルガナイト、クンツァイトも日本独自の追加として選ばれています。

ルビーとサファイアはどう違うのですか?

どちらもコランダムという同じ鉱物で、モース硬度も同じ9です。ルビーは赤から紫みの赤、サファイアは青のほかピンク、黄、オレンジ、紫、無色まであり、同じ鉱物が色によって呼び分けられています。

誕生石は宝飾と文化の習わしで、石の意味は言い伝えです。宝石のデータはGIA(米国宝石学会)、米国宝石協会(AGS)、全国宝石卸商協同組合などの公開情報をもとにまとめています。