ガーネット
モース硬度:6.5–7.5ガーネットはパイロープ、アルマンディン、スペサルティン、グロッシュラー、アンドラダイトなどをまとめたグループ名です。色は赤のほかオレンジ、黄、緑、紫まであり、モース硬度6.5–7.5。主な産地はナミビア、ケニア、マダガスカル、インド、チェコ(かつてのボヘミア)などです。

1月の誕生石はガーネットです。深い赤の印象が強い石ですが、オレンジや緑、紫の色もあります。
日本の誕生石は、1958年に全国宝石卸商協同組合がアメリカのリストをもとに定めたものです。2021年12月の改訂では全体で10種類が加わりましたが、1月は改訂後もガーネット1種類のままでした。アメリカのリストも同じくガーネットだけで、日米の顔ぶれがそのまま重なる月です。冬のさなかに、深い赤の石がひとつだけ置かれています。
ガーネットの名は、中世ラテン語で「ザクロ」を意味する granatus に由来します。和名の柘榴石も同じ果実の名を借りたものです。古代ローマでは印章指輪の石として好まれ、中世には聖職者や貴族が身に着けてきました。結婚2周年の贈り物として選ばれてきた石でもあります。
ガーネットはパイロープ、アルマンディン、スペサルティン、グロッシュラー、アンドラダイトなどをまとめたグループ名です。色は赤のほかオレンジ、黄、緑、紫まであり、モース硬度6.5–7.5。主な産地はナミビア、ケニア、マダガスカル、インド、チェコ(かつてのボヘミア)などです。
ぬるま湯と中性洗剤、柔らかいブラシで洗う方法なら、どのガーネットにも使えます。超音波洗浄はおおむね問題ありませんが、ひびのある石や充填処理された石には使わず、スチーム洗浄は避けます。ガーネットより硬い宝石と触れ合うと表面に傷がつくため、保管は別々にしておきます。
| 日本のリスト(2021年改訂) | アメリカのリスト | イギリスのリスト |
|---|---|---|
| ガーネット | ガーネット | ガーネット(ローズクォーツ) |
日本のリストでは、1月はガーネットだけです。2021年の改訂でほかの月には石が加わりましたが、1月は変更がありませんでした。アメリカのリストも1月はガーネット1種類です。
赤だけではありません。ガーネットは複数の鉱物をまとめた呼び名で、オレンジ、黄、緑、紫のものもあります。一般には赤の印象が強い石ですが、どの色も同じガーネットの仲間です。
1月ガーネット
2月アメシストクリソベリル・キャッツアイ
3月アクアマリンサンゴブラッドストーンアイオライト
4月ダイヤモンドモルガナイト
5月エメラルドヒスイ(ジェイダイト)
6月真珠ムーンストーンアレキサンドライト
7月ルビースフェーン
8月ペリドットサードオニックススピネル
9月サファイアクンツァイト
10月オパールトルマリン
11月トパーズシトリン
12月トルコ石ラピスラズリタンザナイトジルコン誕生石は宝飾と文化の習わしで、石の意味は言い伝えです。宝石のデータはGIA(米国宝石学会)、米国宝石協会(AGS)、全国宝石卸商協同組合などの公開情報をもとにまとめています。