
九星気学の本命星
七赤金星
しちせききんせい
- 五行
- 金
- 色
- 赤
- 八卦
- 兌
- 象
- 沢
水辺に人が集まるように、会話と楽しみの輪を自然につくる人。
七赤金星の八卦は「兌」、象は沢です。山あいの低地に水がたまり、そのほとりに人や動物が集まって潤う風景が、この星の原型とされます。兌には喜びや口という意味もあり、話すこと、味わうこと、楽しむことが象に重ねられてきました。五行は金ですが、六白金星の硬い金に対して、こちらは磨かれて人の手に渡る装飾品や貨幣のような金。色の赤は、実りの秋の夕暮れにたとえられます。
初めて会った人とも、五分後には共通の話題を見つけて笑っている人です。飲み会の店選びを任されると、料理の評判だけでなく席の雰囲気まで調べておきます。職場では、言いにくい依頼を冗談まじりに伝えて場を和ませるのが上手。おいしいものや気に入った雑貨の情報をよく知っていて、友人から「どこかいい店ない?」と聞かれる役回りです。家でも食卓を囲む時間を大切にします。
長所
- 相手の緊張を解くのが上手で、初対面の場でも会話の糸口をすぐに見つけます。取引先との雑談や新人の歓迎会で、場の空気をほぐす役を自然に担えます。
- 言葉の選び方に華があり、同じ内容でも聞きたくなる話し方ができます。企画の説明や商品の紹介で、相手の興味を引き出す言い回しを工夫できます。
- 楽しむことに前向きで、忙しい時期にも小さな息抜きをつくれます。差し入れや季節の行事を持ち込み、チームが疲れ切る前に空気を入れ替えられます。
気をつけたいところ
- 話が弾むと、言わなくてもいいことまで口にしてしまう場面があります。人の噂や内輪の話題は、楽しい席ほど広がりやすいので注意しておきたいところです。
- 楽しいことを優先して、面倒な手続きや締め切りを後回しにしがちです。気が進まない作業ほど最初に予定へ組み込んでおくと、あとで慌てずに済みます。
- 場を明るく保とうとするあまり、本当は不満があっても笑ってやり過ごすことがあります。言葉にしなかった違和感が、あとで急な態度の変化として表れることもあります。
人づきあいと恋愛
人を楽しませるのが好きで、恋愛でも一緒にいて笑える時間を大切にします。食事や旅行の計画を立てるのが上手で、相手を喜ばせる演出も自然にできるタイプと読まれます。友人の輪は広く、誘われればどこへでも顔を出しますが、深い話をする相手は意外と限られています。パートナーや家族には、楽しい話だけでなく、困っていることや不安も分け合える関係を育てると、明るさが表面だけのものにならずに済みます。
仕事と学び
人と話すこと、伝えることが成果に直結する場面で力を発揮します。接客や営業、教える仕事、飲食や娯楽など人の楽しみにかかわる分野が代表的です。会話から相手の本音を引き出す力は、交渉や聞き取り調査でも役立ちます。単調な作業が長く続く環境では集中が切れやすいため、人と関わる時間と一人で進める作業を一日の中で組み合わせるなど、変化をつける工夫が働きやすさにつながります。
相性(伝統的な見方)
七赤金星の五行は金です。同じ金の六白金星とは比和で、感覚が近いとされます。土が金を生むので、二黒土星・五黄土星・八白土星は支えてくれる星。金は水を生むとされるので、一白水星は七赤金星が力を貸す相手になります。どちらも伝統的に相性がよいとされます。火が金を溶かし、金が木を断つと考えるため、九紫火星と三碧木星・四緑木星とはぶつかりやすい点を知っておく関係。九紫火星とは華やかさを競いやすく、木の星とは言葉の鋭さで行き違いやすい点に気をつけたいところです。
九つの星との関係
五行の相生(生み合う)と比和(同じ五行)の関係は、伝統的に「相性がよい」とされます。相剋は「合わない」という意味ではなく、ぶつかりやすい点をお互いに知っておく関係として読まれます。
月命星が七赤金星の場合
月命星が七赤金星の人は、まじめに見える人でも、内側に「人生を味わいたい」という欲を持っていると読まれます。本命星が二黒土星や八白土星なら土生金で、堅実な外見と内の楽しみ上手がうまく噛み合います。本命星が三碧木星や四緑木星だと、外の勢いと内のこだわりがぶつかり、気分の波が大きく見えることがあるとされます。
七赤金星の生まれ年
- 1930(昭和5年)
- 1939(昭和14年)
- 1948(昭和23年)
- 1957(昭和32年)
- 1966(昭和41年)
- 1975(昭和50年)
- 1984(昭和59年)
- 1993(平成5年)
- 2002(平成14年)
- 2011(平成23年)
- 2020(令和2年)
- 2029(令和11年)
1月1日〜立春(2月3日〜4日ごろ)に生まれた方は前年の星になります。
よくある質問
七赤金星は何年生まれですか?
七赤金星の年は1948・1957・1966・1975・1984・1993・2002・2011・2020・2029年です。九星の一年は立春から数えるため、1月1日から立春の前日(2月3日ごろ)までに生まれた方は前年の星になります。2021年1月生まれの方は、2020年扱いで七赤金星です。
七赤金星の「沢」とはどういう意味ですか?
七赤金星の八卦「兌」は沢を表します。沢は山あいの低地に水がたまった場所で、生き物が集まり、土地を潤します。兌には「よろこぶ」「口」という意味も重ねられ、会話や飲食、楽しみごとと結びつけて読まれてきました。人が集まる場をつくるこの星の性質は、ここから来ています。
七赤金星と六白金星の違いは何ですか?
どちらも金の星で、五行の上では比和の関係です。違いは八卦で、六白金星は「乾」の天、七赤金星は「兌」の沢。六白金星が筋道と責任を重んじる硬い金だとすれば、七赤金星は磨かれて人の手に渡る金で、楽しむこと、人を喜ばせることに重心があると読まれます。
ほかの星
九星気学の星と相性は、伝統的な考え方を自己理解のための読みものとして紹介したものです。将来を予言するものではなく、医療・金銭・法律・住まいなどの判断の根拠にはなりません。計算は国立天文台と同じ考え方の節入り時刻(日本時間)にもとづきます。








