黄色いベストのアイベックスが、山道の岩場で立ち止まり先を見る

九星気学の本命星

八白土星

はっぱくどせい

五行
土
色
白
八卦
艮
象
山

山のように一つずつ積み上げ、節目で静かに向きを変える人。

八白土星の八卦は「艮」、象は山です。山は動かず、土と石を長い時間かけて積み重ねてできあがります。同時に、山は向こう側とこちら側を分ける境目でもあり、艮は冬が終わって春に移る季節の変わり目にあてられてきました。五行は土、色は白。止まること、蓄えること、そして節目で切り替えること。この星の人の粘り強さと、ある日きっぱり道を変える意外さは、ともにこの象から読まれます。

一度始めた習い事を何年も続け、気づけば教える側になっている人です。職場では派手な成果を誇るより、毎日の記録や引き継ぎ資料をこつこつ整え、数年後に「あの資料が助かった」と言われるタイプ。貯めること、集めることが好きで、家には大切にしている物の棚がありそうです。普段は口数が少なくても、譲れない話題になると急に言葉に力がこもります。

長所

  • 結果が出るまで時間のかかることを、途中で投げずに続けられます。資格の勉強や長期の改善活動のように、成果が一年後に見える取り組みで差がつきます。
  • 受け継いだものを大切に扱えます。前任者のやり方や家族の習慣を雑に捨てず、良いところを残しながら次の世代へ渡す、つなぎ手の役割を担えます。
  • 時期を見て、思い切って切り替える判断ができます。続けるべきか迷う場面でも、潮時を感じたら転職や役割の交代、暮らしの見直しを静かに実行に移します。

気をつけたいところ

  • 慎重に考えるぶん、動き出しに時間がかかることがあります。周りからは何もしていないように映るので、考えている途中経過を少しずつ共有しておくと安心されます。
  • 自分の決めたやり方への思い入れが強く、人の提案を受け入れるまでに抵抗を感じやすい傾向です。まず試してから判断する、と決めておくと選択肢が広がります。
  • 不満をためて、ある日突然すべてを変えたくなることがあります。大きな決断ほど、一晩置いて信頼できる人に話してから動くと、悔いの少ない選択になります。

人づきあいと恋愛

恋愛には慎重で、相手をよく知ってから距離を縮めます。最初の一歩は遅くても、いったん信頼した相手とは長く、着実に関係を育てると読まれます。友人は少数精鋭で、学生時代からの付き合いが今も続いていることが多いでしょう。家族への思いが強く、実家や親族とのつながりを大切にする面も。パートナーには気持ちを言葉より行動で示しがちなので、ときどきは口に出して伝えると、山のような安定感がさらに伝わりやすくなります。

仕事と学び

長い視点で資産や仕組みを育てる仕事に向いています。記録を積み上げる管理や経理、土地や建物にかかわる仕事、技術を受け継ぐ専門職などで粘り強さが生きます。目先の成果を競う短距離走より、数年単位で結果が出る持久戦で評価されやすいタイプです。異動や組織の変わり目にも強く、引き継ぎを丁寧に整えて次へ渡す役回りが得意。自分の積み上げを定期的に棚卸しして見える形にしておくと、評価の場で生きてきます。

相性(伝統的な見方)

八白土星は土の星で、同じ土の二黒土星・五黄土星とは比和で、着実さの感覚が近いとされます。火は燃えて土を生むので、九紫火星は八白土星を励ます星。土は金を生むので、六白金星・七赤金星は八白土星が支える相手です。どれも伝統的に相性がよいとされます。一方で、木は土に根を張って締めつけ、土は水をせき止めると考えるため、三碧木星・四緑木星と一白水星はぶつかりやすい点を知っておく関係。木の星に急かされたら、検討の時間をもらうと互いの持ち味が保てます。

九つの星との関係

五行の相生(生み合う)と比和(同じ五行)の関係は、伝統的に「相性がよい」とされます。相剋は「合わない」という意味ではなく、ぶつかりやすい点をお互いに知っておく関係として読まれます。

月命星が八白土星の場合

月命星が八白土星の人は、外では軽やかに振る舞っていても、内側に「積み上げたものを守りたい」という思いを抱えていると読まれます。本命星が九紫火星なら火生土で、外の華やかさを内の堅実さが支える組み合わせとされます。本命星が一白水星の場合は、外の柔軟さと内の頑固さが引っ張り合い、肝心な場面で意外な強情さが出ることがあります。

八白土星の生まれ年

  • 1929(昭和4年)
  • 1938(昭和13年)
  • 1947(昭和22年)
  • 1956(昭和31年)
  • 1965(昭和40年)
  • 1974(昭和49年)
  • 1983(昭和58年)
  • 1992(平成4年)
  • 2001(平成13年)
  • 2010(平成22年)
  • 2019(平成31年)
  • 2028(令和10年)

1月1日〜立春(2月3日〜4日ごろ)に生まれた方は前年の星になります。

よくある質問

八白土星は何年生まれですか?

八白土星の年は1947・1956・1965・1974・1983・1992・2001・2010・2019・2028年です。年の切り替えは1月1日ではなく立春なので、1月1日から立春の前日(2月3日ごろ)までに生まれた方は前年の星を見ます。2020年1月生まれの方は、2019年扱いで八白土星です。

八白土星の「山」と「変わり目」はどうつながるのですか?

八白土星の八卦「艮」は山を表し、止まる、区切るという意味を持ちます。山が土地と土地の境目になるように、艮は一年の中では冬から春へ移る節目にあてられてきました。積み重ねて動かない山の性質と、境目で切り替わる節目の性質。この二つが、八白土星の粘り強さと思い切りのよさに重ねて読まれています。

八白土星と三碧木星の相性は?

五行では木が土を剋すとされ、八白土星から見て三碧木星は自分を剋す相手、ぶつかりやすい点を知っておく関係です。じっくり積み上げたい八白土星に、三碧木星は「まずやってみよう」と動きを急かしがち。勢いを止めるより、試す範囲を小さく区切って任せると、互いの速さの違いが補い合う力に変わります。

ほかの星

九星気学の星と相性は、伝統的な考え方を自己理解のための読みものとして紹介したものです。将来を予言するものではなく、医療・金銭・法律・住まいなどの判断の根拠にはなりません。計算は国立天文台と同じ考え方の節入り時刻(日本時間)にもとづきます。