黄色いマントのライオンが、小石に囲まれた平たい大きな石の中央に座る

九星気学の本命星

五黄土星

ごおうどせい

五行
土
色
黄
八卦
(中央・八卦なし)
象
中央

盤の真ん中に立ち、散らばったものを一つにまとめ直す人。

五黄土星は九つの星の中央に位置し、ほかの八つの星と違って易の八卦を持ちません。周りの星すべてを受け止める中心であり、季節の変わり目のどれにもかかわる土として読まれてきました。五行は土、色は黄。落ち葉が土に還って次の芽を育てる養分になるように、古いものを終わらせて新しいものに変える働きを持つ星とされます。中心という位置と、この再生の働きの大きさが、星の性格を読む鍵になります。

集まりの中で、気づけば話の中心にいる人です。本人が仕切ろうとしなくても、意見が割れると周りの視線が自然とこの星の人に集まります。職場では、うまくいっていない企画を引き受けて立て直す役を任されがち。友人の相談には遠回しな慰めより、「それならこうしたら」と現実的な道を示します。家では自分の領域を大事にし、決めた習慣を崩されるのを好みません。

長所

  • 混乱した状況でも腰が引けず、関係者を集めて優先順位を決め直せます。トラブル対応の場で、責任の所在より次の一手に話を向けられるのが強みです。
  • 一度面倒を見ると決めた相手には、損得を抜きに力を貸します。後輩の失敗を自分が前に出てかばうような場面で、周りから深い信頼を得ていきます。
  • 終わらせる決断ができます。惰性で続いている会議や、成果の出ない取り組みに区切りをつけ、空いた力を次に回す判断を下せるのはこの星ならではです。

気をつけたいところ

  • 自分が中心で動くのに慣れていて、人に任せた仕事にも口を出したくなる場面があります。任せた相手のやり方を一度最後まで見届けると、周りの力も育ちやすくなります。
  • 意見を曲げない強さが、話し合いの場では押しの強さと受け取られることがあります。立場が下の相手ほど反論しにくいため、先に相手の考えを聞く順番を意識したいところです。
  • 好き嫌いがはっきりしていて、合わないと感じた人や物事から一気に離れることがあります。極端に振れる前に、半歩引いて様子を見る余地を残しておくと選択肢が広がります。

人づきあいと恋愛

親しい相手への情はとても深く、守ると決めた人のためなら面倒なことも引き受けます。恋愛では主導権を握ることが多く、デートの行き先から将来の段取りまで自分で決めたがる傾向があると読まれます。相手にとっては頼もしい反面、意見を言う隙がないと感じさせることも。友人は数より深さで、長く付き合う少数の仲間を大切にします。家族やパートナーには、決める前に「どう思う?」と一言聞くだけで、受け取られ方が大きく変わります。

仕事と学び

全体を束ねて進む先を決める立場で持ち味が生きます。部署やプロジェクトの責任者、事業の立て直し、自分で事業を起こす働き方などが代表的です。周りの評価を待つより、自分で責任を負って決めたほうが力が出るタイプで、指示待ちの環境では窮屈さを感じやすいでしょう。強さが前に出すぎないよう、異なる意見を言ってくれる参謀役をそばに置き、判断の前に反対の論点を聞く仕組みをつくっておくと、組織の中で長く信頼されます。

相性(伝統的な見方)

五黄土星の五行は土です。同じ土の二黒土星・八白土星とは比和で、物事を地道に固めていく感覚を共有しやすいとされます。火が土を生むので、九紫火星は後押しをくれる星。土が金を生むので、六白金星・七赤金星は五黄土星が支え育てる相手です。いずれも伝統的に相性がよいとされます。木が土を剋し、土が水を剋すと考えるため、三碧木星・四緑木星と一白水星とは、ぶつかりやすい点を知っておく関係にあたります。相手が読めないと感じたときは、主導権を一度預けてみるのも一つの手です。

九つの星との関係

五行の相生(生み合う)と比和(同じ五行)の関係は、伝統的に「相性がよい」とされます。相剋は「合わない」という意味ではなく、ぶつかりやすい点をお互いに知っておく関係として読まれます。

月命星が五黄土星の場合

月命星が五黄土星の人は、穏やかに見える人でも、内側には「最後は自分で決めたい」という強い芯を持っていると読まれます。本命星が九紫火星なら火生土で、表の華やかさを内の粘り強さが支える形になりやすいとされます。本命星が三碧木星や四緑木星だと、外の柔らかさと内の頑固さの差に、身近な人が驚くことがあります。

五黄土星の生まれ年

  • 1932(昭和7年)
  • 1941(昭和16年)
  • 1950(昭和25年)
  • 1959(昭和34年)
  • 1968(昭和43年)
  • 1977(昭和52年)
  • 1986(昭和61年)
  • 1995(平成7年)
  • 2004(平成16年)
  • 2013(平成25年)
  • 2022(令和4年)
  • 2031(令和13年)

1月1日〜立春(2月3日〜4日ごろ)に生まれた方は前年の星になります。

よくある質問

五黄土星は何年生まれですか?

五黄土星の年は1950・1959・1968・1977・1986・1995・2004・2013・2022年です。九星の一年は立春から始まるので、1月1日から立春の前日(2月3日ごろ)までに生まれた方は前年の星になります。1996年1月生まれの方は、1995年扱いで五黄土星です。

五黄土星にはなぜ八卦がないのですか?

九星を3×3のます目に並べた盤では、五黄土星が真ん中に入り、ほかの八つの星が周りの八つのますを占めます。易の八卦はこの周りの八つに割り当てられているため、中央の五黄土星には対応する卦がありません。どの卦にも属さない中心という位置が、この星の性格を読むときの出発点になっています。

五黄土星と一白水星の相性は?

五行では土が水をせき止めるとされ、五黄土星から見て一白水星は剋す相手、ぶつかりやすい点を知っておく関係です。はっきり決めて引っ張りたい五黄土星に対し、一白水星は様子を見ながら本心を後から出す傾向があります。急いで結論を迫らず、相手が話し出すまで待つ時間をとると、関係が落ち着きます。

ほかの星

九星気学の星と相性は、伝統的な考え方を自己理解のための読みものとして紹介したものです。将来を予言するものではなく、医療・金銭・法律・住まいなどの判断の根拠にはなりません。計算は国立天文台と同じ考え方の節入り時刻(日本時間)にもとづきます。