アセンダント(上昇宮)を調べる

アセンダントは、生まれた瞬間に出生地の東の地平線から昇ってきていた星座です。第一印象や、新しい環境への入り方を表すとされます。生年月日と正確な出生時刻、出生地から計算し、太陽星座・月星座とホロスコープ全体も同時に表示します。

12星座のアセンダント

アセンダントとは

地球は一日に一回転するので、東の地平線からは十二の星座が順番に昇り、おおよそ2時間ごとに入れ替わります。生まれた瞬間に東から昇っていた星座がアセンダント(上昇宮)で、ホロスコープの第1ハウスの始まりにもなります。

西洋占星術では、アセンダントを外から見たあなたとして読みます。初対面の印象、服装や話し方のテンポ、知らない場所での最初の反応などです。太陽星座がなりたい自分なら、アセンダントは外出するときに羽織る上着のようなものです。

出生時刻が正確でないといけない理由

アセンダントは約4分で1°動き、一つの星座は30°です。東京あたりの緯度では、短い星座だと1時間半足らずで次の星座に移ります。十数分ずれるだけで隣の星座になることがあるため、境目に近い場合は結果に注意書きを出します。

出生時刻は、母子健康手帳の「出産の状態」の欄に分単位で書かれていることが多いです。「明け方」「夕方」くらいしかわからないときは、考えられる早い時刻と遅い時刻の両方で計算して見比べられます。時刻がまったくわからない場合、アセンダントは判断できません。

太陽星座とアセンダントが違うのはふつうのこと

同じ日に生まれた人の太陽星座はたいてい同じですが、アセンダントは十二通りあり得ます。雑誌の星占いの自分の星座がしっくりこない人は、周りが最初に見ているのがアセンダントの姿なのかもしれません。

よくある質問

アセンダントはどうやって計算するのですか?

出生地のタイムゾーン(サマータイムを含む)をもとに出生時刻を世界時に直し、その瞬間と出生地の緯度・経度から、東の地平線と重なる黄道上の点を求めます。それがアセンダントです。

アセンダントと月星座はどちらが大事ですか?

見ているものが違います。アセンダントは第一印象や新しい環境への入り方、月星座は気持ちの動きや私生活で必要なものを表します。どちらかが上ということはなく、太陽を加えた三つを合わせて読むほうが立体的になります。

出生時刻がわからなくてもアセンダントは調べられますか?

調べられません。アセンダントはおおよそ2時間で星座が変わるため、時刻がないと特定できません。その場合も、太陽・月・各天体の星座は表示されます。

ホロスコープの解説は、西洋占星術の伝統をもとにしたオリジナルの解釈で、自分を知るための参考や楽しみとして提供しています。医療・心理・投資・法律に関する助言ではありません。天体の位置は astronomy-engine で計算しており、Swiss Ephemeris との差は1分角以内です。